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院長紹介 / Doctor's Interview

痛みの原因を見きわめ、最善の一歩へ

陣 彦善

​陣 彦善

「 痛みは“人生の質”に直結します。

有栖川整形外科は、その人らしい毎日を取り戻すために寄り添う存在でありたい。」

JIN HIKOYOSHI

プロフィール

大学病院および関連医療機関にて10年以上にわたり、整形外科一般、外傷、脊椎、関節疾患、スポーツ障害、リハビリテーションまで幅広く研鑽。レントゲン・エコーによる精密診断を基盤に、保存療法を中心とした治療を行い、膝を中心としたPRP・PFCなどの再生医療にも早期から取り組む。

近年は、姿勢・歩行分析、筋力評価、生活習慣・栄養まで含めた“予防医療”を重視し、痛みの再発を防ぐ身体づくりをサポート。「痛みを正しく評価し、最短で改善へ導く」診療スタイルが評価され、健康意識の高い患者から幅広い支持を集めている。

2010年、有栖川宮記念公園近くに有栖川整形外科を開院し、最新医療と予防医学を融合した医療提供を続けている。

福岡大学医学部卒業/東京女子医科大学病院整形外科医局

著書:「整形外科専門医が教える 100年歩けるカラダの作り方」(世界文化社,2024)

   「医師が教える! 1分免疫エクササイズ」(世界文化社,2020)

メディア掲載: 家庭画報、VOGUE、Turzan、ハーパーズ バザーなど多数

専門医資格
整形外科専門医/スポーツ専門医/日本医師会認定健康スポーツ医/

オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル

所属学会​

日本整形外科学会/日本運動器科学会/日本東洋医学会/日本再生医療学会/日本抗加齢医学会/日本統合医療学会

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DOCTOR'S INTERVIEW

一まずは、 医師を志した背景と、この地に開院した理由を教えてください。

整形外科は、痛みやケガで日常生活が大きく制限されてしまう方が多く来られる診療科です。

「もう好きなことができないのではないか」と不安を抱えて来院される方も少なくありません。

私が整形外科医師を志した最大の理由は、中学時代にスポーツの怪我で膝の半月板損傷の治療体験から「運動器のトラブルを解決し、再びその人らしい生活へ戻るお手伝いがしたい」という思いでした。

大学病院で多くの症例を経験しながら、保存療法・手術・リハビリ・予防まで一貫して関わり、整形外科の面白さと奥深さを感じてきました。

広尾を開業地に選んだのは、健康意識が高く、丁寧な医療を求める方が多い地域だったこと、そして何よりも「予防医療まで含めた整形外科」を実現できる環境だと感じたからです。

― 診療における特徴、特に力を入れていることは何でしょうか。

まず当院では、保存療法を中心とした治療を重視しています。手術が必要な場合もありますが、多くの患者さんがリハビリや生活習慣の見直し、運動療法、薬や注射などで改善される可能性があります。

 

私は、なるべく薬は最小限で身体に負担の少ない治療を選ぶよう努めています。

 

また、患者さんへの丁寧な説明と納得のうえでの治療を心掛けています。整形外科では「痛み」「可動域制限」「生活の質の低下」といった患者さん自身の実感の部分が大きいため、「なぜこの治療が必要か」「どのような経過になるか」「選択肢のメリット・デメリット」について、時間をかけてお話しするようにしています。

さらに、再発・生活習慣の予防にも力を入れています。例えば関節疾患や腰痛・肩こりなど、慢性化しやすい症状には、治療後のセルフケア、運動指導、姿勢改善、栄養・生活習慣のアドバイスなど、総合的なサポートを行っています。

 

最後に、私自身が関心を持つ「予防医療」の領域でも、地域の患者さんに適切なケアを提供したいと考えています。スポーツ外傷や加齢による運動器の衰え、また術後の機能回復など、幅広いニーズに応えていきたいと思います。

― 院長として診療に向き合う姿勢、そして患者さんとの関わりで大切にしていることは?

私は常に、「目の前の患者さんを、その人らしい生活に戻すパートナー」として捉えています。

 

整形外科的な不調は、身体機能だけでなく、患者さんの生活の質や精神面にも大きな影響を与えます。だからこそ、身体だけでなく「暮らし」「人生」まで見据えた治療とケアが必要だと考えています。

そのためには、検査や診断、治療を急ぐだけでなく、対話と信頼関係が何より重要です。「痛みをどう感じているか」「どんな生活をしたいか」「将来どのように過ごしたいか」──。そうした思いを丁寧にうかがい、患者さんと共に治療方針を考えることを大切にしています。

 

また、整形外科医として、痛みや不安を抱える患者さんに対して希望と安心を届けられる存在でありたいと思います。たとえ治療に時間がかかるとしても、「あのとき相談してよかった」「あの先生に診てもらって良かった」と感じていただけるよう、誠実に、ひとりひとりと向き合いたいですね。

​― 今後の展望、そして患者さんへのメッセージをお願いいたします。

有栖川整形外科では、これからも「地域の皆さんのかかりつけ医」として、気軽に相談できる存在でありたいと考えています。

 

加えて、予防医療、リハビリ、スポーツ医療、生活指導などの分野をさらに拡充し、「痛みを癒す場所」だけでなく、「健康を維持し、再発を防ぐ拠点」として機能させていきたいと思います。

痛みや不調を抱えている時は、どうしても不安になりがちですが、ひとりで抱えずお気軽にご相談ください。身体的なケアだけでなく、生活背景や将来の目標も一緒に考えながら、最適な診療やサポートをご提供いたします。

 

皆さまの「歩みやすい毎日」を取り戻すお手伝いができることを、心から願っています。

11月2日(土)
メディア掲載情報

​専門外来 医師紹介 

各専門分野の医師が不定期で診察を行っています

中村 壮臣

​足専門外来

中村 壮臣 医師

日本整形外科学会 専門医機構専門医/日本足の外科学会 認定医/International Member of the American Orthopaedic Foot & Ankle Society (AOFAS:アメリカ足の外科学会)/日本整形外科学会 リウマチ医/臨床研修指導医

​経歴

一番大切にしていることは、患者さんファーストです。的確な診断はもちろんのこと、患者さんのバックグラウンドやニーズに合わせて親切丁寧な説明を行い、なるべくその場で問題解決ができるような診療を心がけております。

​メッセージ​

私の専門は足です。橋を支えている橋下駄のように足は我々が生活する上で常に地面と接し体重のかかる非常に重要な場所です。橋下駄に不具合が生じると橋も不安定になってしまいます。

 

永く橋全体(身体全身)が安定するようお手伝いをする事が私のライフワークであります。

足首が痛い、足の足趾(指)や足の甲、裏が痛い、足首が不安定、長く歩けない、走れないなどお悩みがあればお越しください。

 

また子供から大人の整形外科一般、外傷も対応可能であり、少しでもお役に立てればと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

代診医師1

​上肢専門外来

雨宮 医師

代診医師2

​脊柱専門外来

鈴木 医師

診察スケジュール

診察スケジュール

当院院長の診察に加え、「首・腰」などの脊柱、「肩・肘」などを上肢特別専門外来を行っております。詳しい診察のスケジュールにつきましてはこちらからご確認ください。

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