肩の痛みを引き起こす主な疾患として以下のものが挙げられます。
若年期 野球肩
外傷 肩関節脱臼 上腕骨近位端骨折 検査関節脱臼
中年期以降 肩関節周囲炎(四十肩)、肩腱板断裂、石灰性腱炎
これらの原因は、加齢や運動不足、身体の間違った使い方などにより、靭帯や関節といった肩の動く部分の「炎症」と「損傷」から痛みが発症します。
STEP1 |原因を調べる
まずはご自身の病名や重症度を知ることから始めよう
● デジタルX線検査
被曝量が少なく、デジタル処理にて均一な良い画質のX線検査により、関節の変形や形状を確認します。
● MRI検査
X線検査ではみることができない腱板や関節唇の状態を確認します。
※ 必要に応じて連携機関でMRI撮影を行います。
● 超音波検査
高性能超音波診断装置で腱板や筋肉の損傷の程度を確認します。
STEP2|痛みをとる
一人ひとりに最適な治療
● 薬
消炎鎮痛剤には、アセトアミノフェンや非ステロイド性消炎鎮痛薬、神経障害疼痛治療薬などから最適な薬を選択します。
● 漢方薬
当院では、患者様の治療に西洋医学に加え、漢方医学を取り入れています。
● コルチゾン注射
コルチゾン(ステロイド)注射は、痛む部位のに注射することで、痛みを取る治療法です。
薬物療法と比べて、即効性が高い治療法です。
● ヒアルロン酸の関節内注射
ヒアルロン酸を肩関節へ注入することで、痛みの緩和や関節の滑りが良くなるといった効果が期待できます。
● 体外衝撃波/自費診療
衝撃波を患部に照射する新しい治療法、疼痛緩和と血流改善が期待できます。
● リハビリテーション
当院のリハビリテーションは、医療資格を持つ理学療法士が一人ひとりの症状に合わせた最適な徒手療法・運動療法で対応します。
● 手術療法
手術が必要な場合、慶應義塾大学病院や広尾病院、日赤病院などの専門病院にご紹介します。
STEP3|痛くないカラダをつくる
予防・エイジングケア
● コンディショニング/自費診療
当院のコンディショニングは、医療資格を持つ理学療法士が医師の診断をもとに、症状の改善はもちろん、予防医学に基づいてストレッチからトレーニングで身体の状態をより良い方向に整えていきます。
● Youtube(動画)
自宅でもご自身に最適な体操を紹介しておりますので、ぜひお試しください。
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
症状
原因
治療法・アドバイス
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腱板損傷
症状
原因
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肩石灰沈着炎
症状
原因
治療・アドバイス
野球肩
症状
ここでは野球選手に見られる肩の障害のことについて説明していきます。
主な症状として投球時や肩を上げる動作をする際に肩に痛みが生じたり、肩の可動域が制限され、特に投球に必要な肩の外旋の動きが困難になる、投球時のパフォーマンスが低下し、球速や制球力が落ちる、肩の周囲の筋肉に緊張や疲労感が生じるなどを症状 がります。
これらの症状は、過剰な投球動作や不適切なフォームによる肩関節の過度なストレスが原因の可能性があります。肩の構造が繰り返しの負荷によって損傷することで、炎症や痛み、そして最終的には機能障害につながるため、症状の原因について調べる必要があります。
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